食用と工芸に使用される金箔の違い

金箔は金を1万分の1〜2ミリまで薄く叩き伸ばしたものをいいます。

工芸用・食用と様々な用途に用いられ、合金比率の違いによって色目も違います

箔状のものをさらに細かくパウダー状にしたものが金粉で蒔絵や工芸品に使われています。

食用として使用する場合は工芸用として作られたものがそのまま使用されることが多いですが、食の安全性や衛生面といった点では、より純度も高く製造工程を分けて作られたものの方が安心して口にすることができます。

金箔は食品添加物・製剤として厚生労働省に認可されており、無味・無臭なため使用する食材本来の特徴を損なうことがありません。

高い演出効果があるので少量でも食品の見栄えを豪華にすることができます。

食品用の金箔には、広く平らな面に使用できる箔タイプと細かく崩してフレーク状にした切り廻しタイプがあります。

金銀のみで作られており銅は含まれていません。

使用している金・銀は厚生労働省から食品添加物として正式に認可されているので安全性も高いといえます。

特徴は0.1ミクロンと非常に薄く、ふわっとしているため固さを感じさせないこと。

無味・無臭なため使用する食材の持ち味を損なわないといった点があります。

また工芸用に使用されるものと比べても金の含有量が高く、品質管理も厳正に行なっているためより安心だといえます。

価格は地金価格の変動により変化するため、購入を検討する場合は問い合わせが必要です。

サイズは、箔タイプは通常が109ミリ角と1/4サイズ、切り廻しタイプは1ミリ、2ミリ、3ミリ、5ミリがありますが、その他のサイズも対応可能です。

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